書評「億万長者の不況に強いセールス戦略」

3行要約

  • ① ノーと言われることにタフになれ
  • ② 最重要ツール「顧客の声」を駆使せよ
  • ③ プロとして求められるポジショニングを占めよ

結論(読むべき?)

  • 総合評価:★3 / 5
  • 結論ひとことで:営業を軽視している人、営業に苦手意識がある人に読んでほしい。セールスはこの社会で最も貴重で最も難しい仕事であるという認識が持てるようになる。
  • おすすめ対象:商品開発やサイト制作など、売上をつくるということから逃げてしまっている起業家。営業を強みにしたいと考えているビジネスパーソン。

読んだ目的 / 期待

  • 目的:自分が実践できていないセールス戦略をインプットし、実行するため。ダン・S・ケネディならどう考えるか?を想像したいため。
  • 現状の課題:クロージング戦略
  • 期待値:ダン・S・ケネディのマインドセット、哲学、現実的で生々しい視点が得られる

キーハイライト(ベスト5)

引用は10行以内、ページ番号か章を明記。
  1. 「『ノー』をかわす8つのステップ ①現状と関係者をコントロールしようと心に決める。 ②マイナスの状況下でさえ、プラスの結果を得られるし、得てみせると心に決める。 ③エゴを追い出す。 ④拒否と拒絶を混同しない。 ⑤プラスの結果を達成することに何よりも関心を持つ。 ⑥ノーの大部分は間違って発せられると考える。 ⑦『間違ったノー』を無視する。こちらの主張の正しさを説明し続ける。相手が乗り気にならなかったり、拒んだりする本当の理由を探り続ける。認知はしても絶対に受け入れない。 ⑧本当の理由にのみ反応する。『間違ったノー』への対応に忙殺されない。幽霊とレスリングをするようなものだ。」(p.37)
  1. 「ダン・ケネディが教えるセールスの真実その7 あなたやその商品、サービス、ビジネスについての他人のコメントは、あなた自身がいうことより少なくとも1000倍は説得力がある。たとえばあなたが今より2000倍雄弁になるとしても」(p.90) – 解釈:起業家の最大の資産は顧客リストと顧客の声。
  1. 「ダン・ケネディが教えるセールスの真実その8 他人にお金を払わせようとする場合に取り得る最良のアプローチは、目に見える支出が実際には支出ではないということを示すことだ。」(p.111) – 解釈:払うお金よりも価値の高いものに交換しているから得するという考え方。
  1. 「ダン・ケネディが教えるセールスの真実その11 “営業の真実” 顧客探しはくだらない。 どうすれば、見込み顧客があなたを見つけてくれるのか ・書くー刊行物、新聞、ニュース雑誌、セールスレター、パンフレット、本、ブログ」 ・人々の前で話すー講演、セミナー ・世に知られるー選択的、戦略的に名前を売ることで、特定の界隈で絶大な知名度がある、「誰も知らない有名人」になる。 (p.158) – 解釈:エキスパートとしての露出を増やすことで、見込み顧客から歓迎されるシチュエーションを意図的に作り出す。資産性のある、レバレッジのかかる仕事を心がける。
  1. 「コンサルタント、コピーライター、講演者としての仕事を通じて、私は『需要は間違いなくさらなる需要を生む』ということを学んだ。私が忙しければ忙しいほど、より多くの人々が私のサービスを求めるようになる。 しかし包み隠さず言うが、このような状態が完全に実現する前から、私はそのような状態を装い、そのイメージを育てることに全力を尽くしてきたのだ。」(p.230) – 解釈:供給よりも需要が上回っている感を演出し続ける。

まとめ

  • 本から得た一番の変化:営業マンとしてではなく、専門家として振る舞い、顧客へのイメージを植え付ける。医者のようなイメージ。
  • 読者への一歩:あなたは何屋さん?何の専門家?この問いに答えられるようになろう。