世界規模で物事を考え、地域に合わせて行動する。
今回はコピーライティングのような、
メッセージ性があるコンテンツではない。
僕のためにこの記事を書く。
目的は自分の思考を整理するため。
日々のタスク・業務に忙殺されると、
「自分が何のためにこれやってるんだっけ?」
という状態になり全ての意味を疑ってしまう。
大前提、僕が22歳の特に決めたビジョンが
「現代の松下村塾をつくる」というもの。
自分自身が広島大学の学生として
就活している時に、
東京の学生と交流して、
圧倒的にビジネスリテラシーの差を体感し、
その背景には都会と地方の
教育・環境格差が存在するなと感じ、
そこの差を埋めたいと思った。
今回このブログを書いている理由は、
「そもそもこれって客観的にそうなんだっけ?」ということを確認したくなったから。
ちょっと調べてみるといい統計があった。

内閣府の資料を参考にすると、
名目労働生産性水準
(一人当たりが生み出す付加価値)が
一番高いのは東京都。
北海道は20位。広島県は5位。
案外広島高いな…
ここの原因を洗い出してみる。
ChatGPTに聞いてみよう。

ChatGPTからの回答(難しいver)
いいテーマ。名目労働生産性(=付加価値/就業者)は“価格×量”の世界なので、産業構成・企業構造・人/資本/場所・価格/計測の4層で分解すると因果が見えます。
北海道と東京の差は、おおむね下の「構造ツリー」で説明できます。
構造ツリー:格差の主要因
1) 産業構成(何を作っているか)
- 高付加価値サービス比率:東京は金融・情報通信・専門サービス・不動産など“付加価値/人”が高い産業の比率が大。北海道は農林水産・観光・運輸・医療福祉など人手比重が高い産業のウエイトが相対的に大。
- 生産の集積段階:東京は川上~川下のうち“企画・設計・統括・販売”など利幅が厚い工程が集中。北海道は一次~中間工程の比重が高め。
2) 企業構造(誰が作っているか)
- 本社機能の集中:グループ利益や無形資産のリターンが本社(東京)に計上されやすい“本社効果”。同じグループでも現場は地方、利益計上は本社という会計配分が起きる。
- 企業規模分布:東京は“大規模・高生産性企業”や“スーパー・スター企業”の比率が高い。北海道は中小・地場企業比率が高く、平均を押し下げがち。
- 取引先/顧客の質:高単価のB2B顧客が東京に集中。価格決定力が高い。
3) 人・資本・場所(どう作っているか)
- 人的資本:大卒/院卒比率、デジタル・英語・コンサル/PM等の専門職シェア、若年流入。東京は“希少スキル×若年”の厚みがある。
- 資本装備・デジタル化:一人当たり設備投資、クラウド/AI/自動化の導入、R&D投資。無形資本(ブランド、ソフト、データ、組織能力)も東京偏在。
- アグロメレーション(都市の外部性):密度・マッチング・知のスピルオーバーで生産性が逓増。北海道は地理的分散と距離/気候が物流・稼働率に影響(季節性・稼働の平準化の難しさ)。
- インフラ/アクセス:国際線・新幹線・データセンター/IX・金融/専門サービスへの近接が、スピードと単価に効く。
4) 価格・計測(いくらで売れて/どう測るか)
- 地域物価・サービス価格:同じ“量”でも、東京は地価・賃料・サービス価格が高く名目付加価値が押し上がる。
- 会計/統計の配賦:付加価値は“事業所所在地”に帰属。本社集中や出張・越境通勤の影響で、東京側に数値が乗りやすい“見かけの差”も混じる。
検証用KPI(すぐ集められる指標)
| 因子 | 代表指標(東京 vs 北海道で比較) | ねらい |
|---|---|---|
| 産業構成 | 産業別付加価値比率・就業構成 | ミックスの差を定量化 |
| 本社効果 | 上場/大企業本社数・本社従業者比率 | 利益配分の偏り把握 |
| 企業規模 | 企業規模別就業/売上構成、上位10%企業のシェア | スーパースター偏重度 |
| 人的資本 | 大卒/院卒比率、専門職比率、20–39歳純流入 | スキル厚み・年齢構成 |
| デジタル/資本 | 一人当たり設備投資、ICT投資、クラウド/AI導入率 | 技術・無形資本の差 |
| イノベーション | 特許/VC投資/スタートアップ密度 | 新陳代謝・成長源泉 |
| 価格要因 | 地域物価指数、オフィス賃料、サービス価格指数 | 名目押上げの寄与 |
| 稼働率/季節性 | 稼働率、観光・一次産業の季節変動 | 生産の平準化度 |
因果の見える化(分析レシピ)
- ベース確認:都道府県民経済計算で名目付加価値/就業者を取得(既知)。
- シフトシェア分解:
- 産業ミックス効果(東京型の産業構成なら北海道の生産性は何点上がる?)
- 産業内生産性効果(同じ産業でも東京>北海道の“やり方”の差)。
- 価格寄与:数量一定と仮定し地域物価の差で名目押上げ分を試算。
- 本社効果の補正:本社付加価値を業務実施地域へ按分した“仮想”指標を作り、見かけの差を分離。
- 残差を人的・無形資本で説明:学歴・専門職比率、ICT投資、VC/特許密度との回帰で寄与度を見る。
ギャップを埋める実務レバー(北海道側)
- 無形資本の積み上げ:本社機能の誘致/地場HQ化、ブランド・データ・ソフト投資。
- 産業の“厚い工程”への移動:観光×DX、一次産業×加工・流通・直販、SaaS/クリエイティブの誘致。
- 人材のミックス最適化:デジタル×PM人材の育成/移住促進、大学・高専と企業の共同講座(問題解決/データ活用)。
- 密度をつくる:拠点集積(駅近×高密)でマッチング/偶発性を増やす。
- 市場接続の強化:越境EC・海外直販・首都圏営業の“ハブ拠点”整備。
- 季節性対策:繁閑シフト設計、オフシーズン商品化、リモートBPOの導入。
回答が難しかったので、かみ砕いていく。
北海道と東京の名目労働生産性水準に
格差が生まれる(付加価値・生み出すお金に差がある)理由はざっくり4つ。
①産業(何をつくっているか)がちがう
- 東京:金融、IT、コンサル、不動産など「1件あたりの単価・利益が大きい仕事」が多い
- 北海道:農業、観光、運輸、医療など「人手をたくさん使うけど単価は低めな仕事」が多い
→同じ人数でも稼げる金額が違う
②会社の構造(誰がつくっているか)がちがう
- 東京には大企業の本社が集まっている
→全国の売上や利益が「東京の数字」として計上されやすい
- 北海道は中小企業が多く、利益率も低め
③人や設備(どうやってつくっているか)がちがう
- 東京には専門スキルを持った人材が多い(プログラマー、コンサル、マーケターなど)
- 最新の設備やITツールがそろっている会社も多い
- 北海道は人口が分散していて、都市の密度によるアイデア交換やマッチング機会が少なめ
④価格や計算の仕方(いくらで売れて・どう測るか)が違う
- 東京は物価や地価、サービス料金が高い
→同じ量をつくっても、数字上は高くなる
- 本社集中の影響で「実際は地方で作った価値」も東京の数字に入ってしまうことがある
例えると…
- 東京型:高級レストランが多くて、一皿1万円で提供している。シェフも最新設備も揃ってる。
- 北海道型:おいしい定食屋や農産物が多いけど、一皿800円。しかも東京のレストランに素材を売っていて、利益は東京に計上されることも。
どっちも大事な仕事だけど、
数字で比べると東京のほうが
高く見えるのはこういう構造。
改めて言語化して整理すると、
まー確かにねって感じ。
これを踏まえた上で、
地方の優秀な大学生
(北海道で多いのは北大かな?)
が東京に行っちゃう理由を整理したい。
地方の優秀な学生(例:北海道大学生)が「東京に行きたい」と思いやすい理由
① キャリア・産業構造の魅力
- 高付加価値産業が集中
- 東京は金融、IT、コンサル、不動産、メディアなど「一人あたりの稼ぎ(付加価値)」が高い仕事が多い。
- 北海道は農業、観光、製造、医療・福祉など「労働集約型・単価低め」の産業比率が高い。
- 成長産業の拠点が東京
- スタートアップ、国際企業、日本本社が集まり、プロジェクトの規模感も大きい。
→ 名目労働生産性格差の直接要因。東京に行くと「同じ時間働いても稼ぎが多い」環境が多い。
② 人的資本の評価・市場価値
- 専門職・高度スキルの需要が高い
- 東京の企業は英語・データ分析・マーケティング・戦略系のスキルに高い報酬を払う。
- 人材市場の厚み
- 求人数、企業数、職種の多様性が地方より圧倒的に多い。
- リクルーター・ヘッドハンターの活動拠点
- 優秀人材に声がかかる確率が東京の方が高い。
→ 労働生産性が高い職種ほど給与も高いため、優秀な学生は自然に高生産性産業が集中する東京に惹かれる。
③ ネットワーク・機会の集中
- 業界横断の人脈形成
同年代の優秀層、経営者、著名人と出会える場が多い。
キャリア初期から大きな案件に携われる
東京発のプロジェクトは全国・世界規模のものが多い。
偶発的な出会いの確率が高い
セミナー、交流会、インターンシップが物理的に集積。
→ 高生産性環境は、人と情報の密度が高く、さらに生産性を押し上げるアグロメレーション効果を生む。
④ 報酬・生活設計の見通し
- 初任給〜中堅以降の賃金差
- 東京の高生産性産業では、20代後半で地方より年収100〜200万円高いことも珍しくない。
- スキルが収入に直結
- 専門性を積むほど「一人あたり付加価値」=「給与」が上がる構造。
- 福利厚生・教育投資
- 大手企業は研修、海外派遣、資格取得支援など人的資本を伸ばす投資が手厚い。
→ 名目労働生産性が高い企業ほど、人材投資の余力も大きく、若手の成長スピードも速い。
⑤ 文化・自己実現の要素
- 自己ブランディングの場が豊富
- SNS発信や起業活動がメディアや投資家の目に届きやすい。
- 刺激的な同世代競争環境
- 優秀層が集まることで「切磋琢磨」しやすい。
- 地方では希少な職種や業界
- エンタメ、ファッション、国際関係など、北海道では選択肢が限られる領域。
これも長いのでざっくり版を書く。
要は、
- 稼げる産業が多い
- 東京は金融・IT・コンサルなど「1人あたりの稼ぎが高い」仕事が集中。
- 北海道は農業・観光など「単価低め」の仕事が多い。
→ 同じ時間働いても、東京の方が高い収入になりやすい。
- スキルが評価されやすい
- 東京は英語・データ分析・マーケなど高度スキルに高い報酬。
- 求人数や職種の幅も広く、ヘッドハンターの目に留まりやすい。
- チャンスと人脈の密度が高い
- 業界を越えた人脈形成がしやすい。
- 大規模・全国規模のプロジェクトに若いうちから関われる。
- 偶然の出会いが多く、新しい挑戦が生まれやすい。
- 収入・成長スピードが違う
- 20代後半で年収差が100〜200万円になることも。
- 大企業の研修や海外派遣など、成長に投資してもらえる環境。
- 自己実現の舞台が広い
- SNS発信や起業活動が注目されやすい。
- 同世代の優秀層との競争が刺激になる。
- 北海道には少ない業界(エンタメ、国際系など)も多い。
ここまで差があったら、
そりゃー普通に考えたら
東京行ったほうがいいよねとなる。
事実、僕も東京就職しようと考えた身。
これを踏まえて、
ではなぜ地方に残りたい
学生がいるのか?現状の理由は何か?
北海道の優秀層が「東京に行かず地方に残りたい」現状の理由
価値観・ライフスタイル面
- 地元愛・地域貢献意識 家族や友人が地元におり、地元経済や社会課題解決に関わりたい気持ちが強い。
- 生活コストが低い 東京に比べて家賃・物価が安く、広い住居や自然に近い暮らしが可能。
- 自然・環境の魅力 四季や景観、アウトドア趣味(登山、スキー、釣り等)を満喫できる。
- 混雑や通勤ストレスの回避 東京の満員電車・長時間通勤を避けられる。
キャリア・仕事面:
- リモートワークの普及 東京や海外案件でも、北海道から働ける環境が整いつつある。
- 地域での起業・事業承継の機会 後継者不足の地元企業や一次産業で、新しい挑戦ができる。
- ニッチ産業での活躍 観光、食、エネルギーなど、地域資源を活かす産業に関心がある。
ゆとりある暮らし、
地元を背負って生きる誇り、
ストレスフリーな日常、
東京の仕事もできる働き方
(リモートワークの普及)、
新しい挑戦の舞台
(後継者不足の企業や一次産業が多く、新規事業や承継による変革のチャンスが豊富)…
この辺ということだね。
確かに、地方での
ライフスタイルに魅力を感じるか、
地方にしかできないチャンスに
巡り合わないと東京に出稼ぎに
いくほうが魅力的に見えちゃうと思う。
世界規模で物事を考え、
地域に合わせて行動する。
グローカルな企業を
つくっていくためには、
地方ならではの稼げる可能性のある
(社会的価値の高い)産業を生み出す
というのが解決策になる。
これが僕がなんとなく
やりたいと考えていた
クールジャパンビジネス。
ローカルにしか作れないものを
海外にマーケットインしたビジネスをつくる。
地方創生(地域の稼ぐ力をつくり、雇用を生む)にもつながる。
そこから逆算して、志の高い、
向上心のある地方の若者を育成する。
今これをやっている。
地方ならではの高付加価値産業で
何をやるかは全く見えていない。
だし、まだ考えなくていいと思っている。
一次産業、インバウンド、食品加工、
6次産業化、再生可能エネルギー事業、
農業DX、地域医療etc…
ぶっちゃけ今の会社リソースではできない。
身の丈じゃない。30代でいい。
今はコンサルティングで
いろんな案件に入らせてもらいながら修行。
自分が事業づくり、
組織づくり、会社経営で
わからないことがゼロになるが目標。
傍らで、自分が東京の
ビジネスの最前線で学んだことを
後輩に還元する。
そうやって、少しずつ
長期的に一緒に仕事できる
仲間を増やしていく。
まずは自分のやれることで
価値をつくっていく。
そんな気持ちで僕は
コンサルティングと教育をしています。
結構整理できた。
自分が35歳になるころには
サムライウタリは名実ともに
グローカル企業であると
言えるように頑張ろう。